経営事項審査の手続きの流れ
経営事項審査(経審)は、大臣許可の場合は国土交通大臣、知事許可の場合は都道府県知事の審査を受けることになります。
審査項目は次の6つに分けられます。
- (X₁)工事種類別年間平均改正工事高の評点
- (X₂)自己資本の額及び利益額に係るものの評点
- (Y)経営規模の評点
- (Z)建設業の種類別技術職員数および元請完成工事に係るものの評点
- (W)その他の審査項目(社会性等)の評点
- (P)総合評定値
総合評定値(P)は、経営状況分析(Y)と経営規模等評価(X,Y,Z)の結果により算出した各項目を総合的に評価するものです。
総合評定値(P)は、許可行政庁に経営規模等評価(X,Y,Z)の申請をした建設業者から請求があった場合のみ通知されます。
なお、(X)~(W)の審査項目のうち、(Y)の経営状況の評点は、内容が財務諸表の分析が中心となり専門的であるため、「登録経営状況分析センター」に審査が委任されています。
審査方法や審査の予約については、各都道府県により異なるので、事前に確認することをおススメします。